静電気の怖さ!危険物への対策をしっかりと

炎
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まだ10月ですが、これから冬に向かうと怖いのは、静電気です。

特に、危険物を取扱う場所では対策をしっかりとることが大切です。

実際に、思わぬところで引火する事例があり、よくよく調べると、原因は静電気ということが良くあります。

目に見えないところが静電気の怖さですね。

消防関連法で、静電気対策として、どのような規制がされているのか、誰でもしっかりと理解できるようにまとめてみます。

参考になればうれしいです^^

 

 

危険物の規制に関する規則による静電気対策内容

静電気

この規則は、現在の最終改正が平成28年4月1日の総務省令第46号のようです。

(移動貯蔵タンクから詰替えできる容器)

詰め替えできる容器に注ぐ場合に、その速さやノズルについて規制があります。

速さは、注油に支障がないような速度としています。

注ぐホールに先には開閉ができる装置などをつけることになっています。

バルブとかガソリンスタンドのノズルなどですね。

(静電気等による災害の防止措置)

移動貯蔵タンク、つまり危険物を運ぶタンクローリーの上部から危険物を注入する場合は、注入管(ホース)の先端が液につかるまでは、その注入速度を、1m/s以下にしなければいけません。

逆にタンクローリーの底部から危険物を入れる場合は、液が底弁の高さまでくるまでは、同様に1m/s以下にしなければいけません。

つまり、求めているのは、危険物の液が、空中に放出される状態のときは、ゆっくりと、液中に放出される状態になるまで維持しなさいということです。

 

火災予防条例による静電気対策内容

条例ですので、市町村によって異なりますが、基本的に日本全国同じと思います。

条例の規制の範囲ですので、指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物が対象となります。

その内容は、静電気が発生または蓄積される可能性がある場合は、静電気を有効に除去する装置を設けることとしています。

また移動タンクにおいては、危険物をタンクに入れたり出したりする場合は、当該タンクを有効に接地することとしています。

そして、タンクの上部から注入する場合は、注入管を用い、その先端をタンクの底部につけることとしています。

 

静電気の怖さ

消防関連法と言えるかどうか分かりませんが、高圧ガス保安として、可燃性ガスの火災や爆発を防止するために、同様に「接地」によって静電気を除去することが示されています。

高圧ガス保安法では、その接地抵抗値を「総合100Ω」以下とするよう定められています。

この値は人の体の電気抵抗値よりも十分に低い値ですので、人の関電防止にも有効となっています。

はっきり言って、可燃性ガスの方が静電気により着火の可能性が高いので注意が必要ですね。

静電気があっても放電しなければ大丈夫なのですが、その放電のエネルギーが各々の可燃性ガスの持つ最小の着火するエネルギーの値以上になると危ないということです。

因みに、人が指で電撃を感じるが痛くはない程度の放電は、約0.4mJであり、そのエネルギーは、水素(0.019mJ)はもちろんのこと、メタン(0.28mJ)、プロパン(0.25mJ)、ブタン(0.25mJ)、アセチレン(0.02mJ)などの最小着火エネルギーより十分に多きい値になります。

 

まとめ

静電気の怖さと危険物への対策が必要なことをご理解いただけましたでしょうか?

静電気は目に見えないので、しっかりと対策がされているかを確認しましょう。

危険物の怖さを知っていれば、必要性も理解できますよね^^

しっかりと対策されていないと意味がないので、気を付けましょうね。

ABOUTこの記事をかいた人

かれっと

普通のサラリーマンで、あと数年で定年を迎えるおじさんです。 中学生のころから吹奏楽でトラペットを吹き始め、大学ではジャズオーケストラに所属、社会人になっても大学生時代に知り合った仲間とバンド活動を続け、官庁から表彰されたことがあります。今後も皆さんに喜ばれる活動を続けていきたいと思います。 仕事では、衛生管理も任されているので心のケアにも接しています。 サラリーマンは、みんな辛い思いをしているんです^^;