新型コロナウイルスいつまでに感染終息?消毒に紫外線は有効?

感染いつまで?

新型コロナウイルスの消毒方法で紫外線は有効なのでしょうか?

そして、いつまでに感染は終息するのでしょうか?

厚労省が示している消毒方法には、主成分が次亜塩素酸ナトリウムの家庭用塩素系漂白剤、家庭用洗剤、家庭用消毒剤を使用することが記されています。

敢えて一般家庭にあるものだけを載せているのかもしれません。

従来のコロナウイルスに関する論文には、いろいろな消毒方法が記されていて、紫外線も効果があることが記されています。

新型においても基本的に同じであり、有効なのかを調べ、いつまでに感染が終息するのかも考察して行きます。

ご参考になるようにまとめて行きますので、最後までお読みいただき、役立てて頂けると嬉しいです。

 

目次

新型コロナウイルス消毒で紫外線は有効?


緊急事態宣言で安倍総理が「人の接触を7割、8割減らす」と発言し、二階堂幹事長が「そんなことできるかけないじゃないですか」と言っていましたね。

「国民にお願いするしかない」との趣旨ですが、単純に全企業の8割が休業しないと8割は減りませんよね^^;

そのためにも海外と同様に給与補償をして自宅待機が一番分かりやすいですが、それができないのであれば、新型コロナウィルスを徹底的に消毒するしかないでしょうね^^;

では、どのような方法で消毒すれば良いか?

因みに、消毒の定義は、活性を弱めることですので、殺菌ではありません。

 

厚労省が発表している消毒方法とは


厚労省が公表しているQ&A集には以下のような抜粋した文章があります。

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マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗ってください(アルコール手指消毒剤でも可)
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こまめに石鹸で手を洗いましょう。アルコール消毒をしましょう。
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ドアの取っ手やノブ、ベッド柵など共有部分は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。
※家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、濃度が0.05%(製品の濃度が6%の場合、水3Lに液を25㎖)になるように調整してください。 トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消毒剤でこまめに消毒しましょう。タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄でかまいません。
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体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください。
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厚生労働省が示した感染対策マニュアル等に基づき、高齢者や職員、さらには面会者や委託業者等へのマスクの着用を含む咳エチケットや手洗い・手指消毒用アルコールによる消毒
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まとめると、新型コロナウィルスの消毒としては、石鹸や家庭用洗剤と次亜塩素酸ナトリウムが主成分の家庭用塩素系漂白剤とアルコールが有効であると読み取れます。

 

コロナウイルスの消毒方法の論文の内容とは


少し、アカデミックな話題になりますが、生命科学関連特許情報に「公開特許公報(A)_コロナウイルス消毒剤(2005年)」というのがあります。

そこに記載されている部分を抜粋したものを以下に示します。

コロナウイルス感染を防ぐためには、感染経路が接触感染であるといわれていることからも、ウイルスとの接触を避けるために、人体や手指などの消毒を心がけることが効果的である。 現在、推奨されているコロナウイルスに対する消毒方法としては 紫外線照射、熱(熱湯:80℃、10分など)、次亜塩素酸ナトリウム、過酢酸、グルタルアルデヒド、ヨウ素系消毒剤、消毒用アルコール(80%消毒用エタノール)などである。しかし、紫外線照射、熱湯、次亜塩素酸ナトリウムや過酢酸では直接人体に使用するには副作用が大きく使用は困難である。
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ヒノキチオールおよびそれらの塩および誘導体から選ばれる少なくとも1種の化合物に、コロナウイルスに対して有効な消毒効果を見出し、本発明を完成するに至った。
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青森ヒバ油、台湾ヒノキ油等の天然物からの抽出物として、あるいは化学合成によっても得られる物質である。
・・・・・
コロナウイルスに対して有効な消毒効果を有し、しかも、人件に対して安全性が高い・・・・

これは、SARS(重症急性呼吸器症候群)の時のヒノキチオールの有効性についての発明ですが、推奨されている消毒方法に、紫外線照射とあります。

たしかに紫外線は人体にあまり良くないですが、どれくらいの紫外線が効果があるのでしょう。

 

新型コロナウイルスの紫外線消毒に関する情報


正しく使用すれば有効なので、病院では、病室の殺菌用に紫外線装置を導入したところも報道されています。

正しい知識と使い方をしないと危険なので、一般にはおすすめされていないようです。

これから日差しが強くなっていけばどうなんだろうと思いますが、専門家のコメントには、「紫外線ライトであれば、毎日1回、1時間以上照射すれば消毒効果を発揮できるが、日差しが強くなっても紫外線の強度は紫外線ライトに及ばない。そのため日光浴で新型コロナウイルスを殺せるという説は信頼できない」とあります。

日光浴で人体の殺菌は難しいと思いますが、環境としてはコロナウイルスは不活性になっていくんでしょうか?

 

新型コロナウイルス感染いつまでに終息?

紫外線による消毒効果は紫外線の強さと照射時間に関係するとありますので、紫外線の強さが弱くても、たっぷりと照射すれば効果があるはず^^

なので、太陽光の紫外線の強さっていつ頃どれくらいなのか気になったので、調べてみました。

環境省が出している太陽紫外線に関する基礎情報に、季節変動について載っていました。

UV季節変動

環境省資料より引用

全天日射量が5月に大となり、6月は、太陽の高度が1年のうちでも高いものの、梅雨の影響があるため、全天日射量はやや小さくなる。

UVインデックスは、8月に大になるのは、紫外線を遮る中緯度のオゾン全量が秋に向かって徐々に減少していくため、地上までUVが届きやすくなるからですね。

[注1] UV インデックスとは、地上に到達する紫外線量のレベルをわかりやすく表す指標として、 WHO(世界保健機関)が WMO(世界気象機関)、UNEP(国連環境計画)などと共同で 開発したもので、一般の人々に紫外線対策の必要性を意識啓発することを狙っている。 UV インデックスは、上述の紅斑紫外線量を日常生活で使いやすい簡単な数値とするため に 25mW/m2で割って指標化したものである。

 

過去のコロナウイルスの終息状況


中国広東省を起点とし、2003年3月頃から大流行の兆しを見せ始めたSARSもコロナウイルスです。

この時は、WHOが7月5日に収束したことを発表しています。

2004年以降も、1月から5月に発生が見られたようですが、6月までには収束しているようです。

 

新型コロナウィルス影響はいつまで続く?


過去の同種のコロナウイルスの状況からすると、5月ごろから終息に向かい、7月には完全終息するのではないでしょうか。

まったく個人的な見解ですので、鵜呑みにしないでほしいのですが・・・

5月には収束するよう協力すれば大丈夫だと思われますね。

 

まとめ


いかがでしたか?

今回は、新型コロナウイルス消毒方法に紫外線は有効なのか、そしていつまでに感染が終息するのかについて調べてみました。

厚労省が示している消毒方法には、家庭用塩素系漂白剤や洗剤や消毒剤が記されていますが、紫外線は記されていませんでした。

従来のコロナウイルスに関する論文にある消毒方法の有効性について、新型においても有効なのかを考察してまとめ、いつまでに感染が終息となるかを考察してきました。

早ければ、5月で、遅くとも7月ではないかと思われます。

政府も5月6日まで緊急事態宣言を出したのは、そういった根拠もあるのかもしれませんね^^;

ただし、個人的見解なので、ご参考までにということでお願いいたします。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。