ジャズトランぺット奏者でおすすめは?と聞かれれば、カール・サンダース(Carl Saunders) の名前を上げます。
名演奏がたくさんあるので、お気に入りプレイヤーなのですが、カール・サンダースは、日本ではあまり知られていません。
実は、そんな日本ではあまり知られていないすごいプレイヤーが他にもいるのですが、今回は、個人的にお気に入りのカールの素晴らしい名演奏をご紹介したいと思います。
きっと、なぜおすすめで、お気に入りジャズトランぺット奏者であることが分かっていただけると思います。
動画を使ってご紹介していきますので、最後までお付き合いをよろしくお願いいたします。
目次
ジャズトランぺット奏者のおすすめはカール・サンダース(Carl Saunders)
トランペット奏者でおすすめは、何人んもいるのですが、何年前ぐらいからでしょうか、私のお気に入りトランぺッターの一人となったのは・・・
その一人というのは、カール・サンダース(Carl Saunders)です。
残念ながら、カール・サンダースには、会ったことがありません。
Saundersという綴りなので、日本語で書くとちょっと難しいですが、サンダース、サーンダース、サウンダースといろいろな表記があります。
で、私がジャズというものを知ったのは、中学生のころで、フュージョンが流行っていた時に日野照正さん演奏を聴いて、最初のお気に入りとなり、何度も聞いていた記憶があります。
それから、Miles Davis をはじめ、有名なトランぺッターを知りました。
そしてジャズをやり始めたのは、大学生になってからで、その時に、Bobby Shew を知り、お気に入りプレイヤーの仲間入り^^
そして、社会人になって、バンドで取り組んだ曲Emilyをきっかけにカール・サンダースを知りお気に入りとなりました。
実は、カール・サンダースは、スタン・ケントン楽団をはじめとする有名ビッグバンドに在籍していました。
ビル・ホルマンのバンドでは長年リードラッパを担当していて、ボブ・フローレンス・リミテッド・エディションでは5番&ソロイストを担当し、ボブの亡くなる直前にはリードを任されていた、西海岸で活躍しているトランペットプレイヤーです。
ですので、アメリカでは超有名なジャズトランペット奏者です。
カール・サンダースのジャズトランペット演奏を実際に聴いてみよう
YouTubeで、Carl Saunders 或いは、カール・サンダース と検索してみてください。
いっぱいあります。
どれを聞いても素晴らしい演奏ばかりですが、先ずは、知るきっかけとなったBe Bop Big BandでEmily です。
聴かれたら分かったと思いますが、トロンボーンがフューチャーされた曲です。
そのトロンボーン奏者は、以前にご紹介した、アンディー・マートン(Andy Martin)です。
トランペットには、同じく以前にご紹介したトランペットの巨匠ボビー・シュー(Bobby Shew)が参加しています。
ですが、カール・サンダースのバンドでジャケットの顔もカール・サンダースなのですが、カール・サンダース自身の演奏が分かりません(笑)
でも、その他の曲を聴くと、素晴らしいカール・サンダースの名演奏が入っています。
そして分かったのが、ずいぶん前からラジオのアプリで誰の演奏か分からないが、いいトランぺッターだなぁ、と思って聴いたことが何度かあったのです。
そこで、初めてカール・サンダースと彼の名演奏が結びついたというわけです。
まぁ、随分と時間がかかりました(笑)
カール・サンダースの顔と名演奏が一致したきっかけの動画
そして次に、カール・サンダースの顔を知るきっかけがありました。
先ほどのジャケットはサングラスをしているのでね^^
ボビー・シューの名演奏をYouTubeで探していた時にボビー・シューと演奏を楽しんでいる素人っぽいドラマーがいるなと思っていたら、途中からトランペットを吹くおじさんを見つけました。
なんだこの人!と名前を見ると、カール・サンダースではないですか^^
そこで、初めて名前と顔と演奏が一致しました^^;
それが、Bobby Shew & Carl Saunders Trumpetworld Trumpet World というタイトルの動画です。
それから、YouTubeでいろいろ調べると、あるはあるは、いっぱいある^^
どれもこれも、素晴らしいものばかりです。
少しだけ厳選して紹介したいと思います。
カール・サンダースのジャズトランぺットのライブ演奏がすごい!
先ずは、Mark Hix Big Bandのライブで、カール・サンダースのトランペットソロの部分だけの動画です。
タイトルは、LAStudioTrumpetSolos #21 – Carl Saunders’ trumpet solo on “Just Friends” です。
曲は、「Just Friends」です。
最初は、だれが吹いているのか柱の陰で見えません^^;
気にせずに、名演奏を聴いてください。
素晴らしいです。
次のライブも凄いです。
Stan Kenton Alumni Bandで曲は、「My Foolish Heart」で、タイトルは、My Foolish Heart–Carl Saunders and the Stan Kenton Alumni Band 2004 です。
アレンジは John Boice で、カール・サンダースがテクニックと表現とパワーをすべて出している名演奏です。
これも、画像が悪いので、演奏のみを聴いて頂いたら凄さが分かるとと思います。
カール・サンダースのラテンジャズのトランペット演奏もすごい!
次は、ちょっと雰囲気を変え、ラテンジャズです。
Pat Longo And His Hollywood Jazz Bandで、アルバムExtreme Heatより曲は、「マンテカ(Manteca)」です。
これは、録音状態が良いのでスタジオ録音のようです。
YouTube に使用を許可しているライセンス所持者が公開となっているので、⇩です。どうぞ。
「マンテカ」は、聴いたことがある曲だと思います。
ディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie)が有名ですが、また違う良さがありますね^^
カール・サンダースのスタンダード曲の名演奏も面白い
その他、アルバムの曲もたくさんありますが、最後に、アルバム名がCan You Dig Being Dug?より、皆さんお馴染みの
「There Will Never Be Another You」での素晴らしいトランペットソロをおすすめいたします。
これも何度聴いても、イイっすね!
でも日本では、知らない人がいっぱいいるようです^^;
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、お気に入りでおすすめのジャズトランぺット奏者カール・サンダース(Carl Saunders)を名演奏と共にご紹介いたしました。
あなたもお気に入りのおすすめジャズトランぺット奏者の一人に加わりませんでしたか?
初めてジャズを聴く人にもおすすめできるのがカール・サンダースだと思います。
名演奏がいっぱいあるのでね^^
それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました。