おすすめのジャズトランペットの名演奏をYouTubeを利用しご紹介するのは、ボビー・シュー(Bobby Shew)です。
ボビー・シューは、以前にもご紹介しました超一流ジャズトランぺッターです。
トランペットの教育者としても、評判の高いミュージシャンです。
もちろんのこと名演奏は、YouTubeにたくさんあり、昔からのお気に入りトランぺットプレイヤーの一人で、超おすすめです。
おそらくスペシャルゲストとして来て頂いた回数はトランぺッターの中では一番多いと思います。
それでは、最後までお付き合いをよろしくお願いいたします。
目次
おすすめジャズトランペット奏者のボビー・シュー(Bobby Shew)とは?
「ブレックファースト・ワイン/ボビー・シュー」(PAUSA)。ブリューゲルの達人ボビー・シューの名盤。小曽根、パチィトゥッチが参加と言うのも魅力だが、個人的にはライル・メイズのエヴァンスに捧げた曲が好きだったから買った盤。米盤アナログ。盤質が悪いが音はいい。 pic.twitter.com/Xops5KUq67
— Sugar (@sugar814) February 23, 2017
ジャズプレイヤーの紹介として、ボビー・シューが12人目になります^^
個人的に好きなミュージシャンなので、音楽にとって特別な意味のある12に拘りました^^
因みに、どんな意味かと言うと、1オクターブって半音階で言うと12個に分かれています。
数学的に2でも3でも割れる数字です。
周波数の話になるんですが、1オクターブって周波数が倍になります。
和音って、いろいろな周波数の重なり具合なので、割れる数字の周波数だと安定した響きとして聞こえる。
なので、1オクターブを12分割して、いろんな組み合わせで作っている。
まぁ、そんな感じ^^;
中には、クゥオータートーンと言って半音のまた半音を使うことも・・・
なので、説明が長くなりましたが、記念すべき第12回目は、私が最も影響を受けたボビー・シューをご紹介いたします。
ボビー・シューから聞いた経歴などをご紹介
Bobby Shew & His West Coast Friends「You and the Night and the Music」
2010年、紙ジャケCD、スキップレコードボビー・シュー、こんなに優れたプレーヤーなのに、リーダー作が少ないんですよね。これは本当に良いアルバムです。 pic.twitter.com/sA11174c9b
— ジャズオーディオ普及委員 (@abiike) November 26, 2018
以前に、ジャズフリューゲルホーンと言えばボビーシュー!としてご紹介しました。
影響を受けたというのは、このフリューゲルホーンの演奏を聞いて、音質とメロディーが心に染みわたるような感動をしたからです。
ボビー・シューは、ニューメキシコ州生まれで、10歳からトランペットを吹き始めました。
初めてボビー・シューにあった時、親戚が持っていたトランペットを見つけ、譲ってもらったような話をしていたかな?
少し曖昧な記憶^^;
13歳になるまでに、地元のダンスバンドで演奏し、15歳までに、コンサートやジャズコーヒーハウスで演奏。
既に自分のグループをまとめていました。
高校時代はディナークラブでほとんど過ごし、プロとしてのキャリアを開始。
ボビー・シューは、ソリストよりハイノートヒッターとしてスタート
ボビーシューの、エクササイズ エチュード
こりゃすごい… pic.twitter.com/rx4PvPotp7— 竹之下 滉 (@takeno4ta) October 18, 2019
その後、トミー・ドーシー・オーケストラ、ビル・チェイスの推薦で、ウッディ・ハーマンのバンド。
そして、結成されたばかりのバディ・リッチ・ビッグバンドへ。
ボビーは、そこでリードトランペットを担い、ラスベガスでも目立つようになったそうです。
それはジャズソリストとしてではなく、リードトランペットとして知られていました。
ボビー・シューがジャズトランペットのソリストとして評価をされた曲をご紹介
1972年の後半、ロサンゼルスエリアに移動。
多数のグループやビッグバンドを経て、リーダーアルバムを録音。
批評家から非常に高い称賛を受ける。
そのアルバムの1つである「Outstanding In His Field」はグラミー賞にノミネート。
「Heavy Company」はRIANZからジャズアルバムオブザイヤーを受賞。
簡単に言うと、こんな感じですね^^
教育者としてもおすすめのボビー・シュー
ボビー・シューの講演録が届いた!
知りたかった・知らなかった事乗ってるし、自分の理論との比較も出来たし。
これはラッパ吹きだけじゃなく金管奏者は読んで損無いかと思いますわ。 pic.twitter.com/KZCcSrIpdz
— ゆう☆酒クズラッパおじさん (@y0shiyu) August 31, 2019
そして有名なのは、積極的な教育です。
世界中の高校や大学のキャンパスで実施しています。
国際トランペットギルドの理事会でも活躍、国際ジャズエデュケーター協会のナショナルトランペット会長を16年間務めています。
今も、インターネットを使い教育を続けています。
本当に、素晴らしい人です^^
ボビー・シューが名演奏でも使うシューホーンて知っていますか?
ボビーは長年ヤマハを支持しています。
ヤマハに相当貢献している筈^^;
楽器の選定だけに来日したことも・・・
楽器と言えば、シューホーンというものがあります。
ベルが二本ついていて、片方にはハーマンミュートがついています。
指で簡単に切り替えれるので、ミュートの付け替えが不要^^
なんか意味があるのかと思われるかもしれませんが、フレーズを吹いている途中で切り替えれるので、結構面白い音楽にまります^^
最初に音だけ聞くと、早業のミュートの切り替えか?とか、後から録音か?とか思いましたが(笑)
ミュートが付くと抵抗感が変わるので、うまく調整されているんでしょうね。
スムーズな切り替えができていて違和感が無く、音楽として味わいがあるものになります。
最近のボビー・シューの活躍をYouTubeでご紹介
最後に、2017年のボビー・シュー・クインテットでの名曲の演奏を聞いてみましょう。
メンバーは、
Bobby Shew(tp)
Eric Marienthal(as)
Matt Harris(p)
Tomáš Uhlík(b)
Dennis Mackrel(dr)
です。
今も、ケリーマウスピースを使用しているんですね。
口に当てている部分がマウスピースなのですが、透明な樹脂製であることが分かると思います。
樹脂製だと、メリットもあるのですが、デメリットもあります。
個人的には、金属製に戻してほしいのですが・・・
また、画像をみて分かると思いますが、かなりの体格になっています。
前回も書いたと思いますが、現在のボビー・シューは、移動するのも大変そうなので再来日は困難なようです。
昔はスマートだったのに^^;
痩せないと(笑)
まとめ
いかがでしたか?
今回もYouTubeを利用し、おすすめの海外プロミュージシャンであるボビー・シュー(Bobby Shew)をジャズトランペットの名演奏と共にご紹介しました。
ボビー・シューは、ジャズトランペットの代表と言ってもいいくらい演奏だけでなく世界的なジャズトランペット教育者としても活躍しています。
以前は、YAMAHAの楽器選別やモデル制作のためにも来日していたようですが、最近は歩くのも大変で難しいようですね。
できれば、再来日の期待もしつつ、これからも、どんどんと名演奏をYouTubeなどで聴かせてくれることを期待したいと思います。
一番おすすめするジャズトランぺッターです。
次回は、ここでもご紹介した一番のおすすめサックスプレイヤーをご紹介したいと思いますが、最後に、今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。