ジャズに興味のない人でもマイルスデイビスという名前を聞いたことがあると思います。
トランぺットプレイヤーであり、誰が名付けたかジャズの帝王と呼ばれていることを知っている人も多いかと思います。
ジャズに興味のある人は当然のように知っている帝王マイルスデイビスのおすすめする名曲と共にすばらしさの一旦を分かりやすくご紹介してみます。
名曲がいっぱいあるのでおすすめを選ぶのも大変ですが、ジャズ界に絶大な影響を与え続けたおすすめするジャズトランペットプレイヤーのご紹介と言えます。
それでは、最後までお付き合いを!
目次
ジャズの帝王マイルスデイビスをおすすめトランペット名曲と共にご紹介
『創刊号』(4)
『ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション第1号』
⚫️マイルスデイビス
⚫️枯葉、ディアオールドストックホルム、イエスタデイズ、テンパスフュージット他。 pic.twitter.com/JVGYtxVazm— 昭和レトロ喫茶『伊吹』店主・SSWのK’s Dee(ケイズ・ディー) (@ibuki_cafe) January 2, 2020
あなたは突然、ジャズトランぺッターと言えば?と聞かれたら誰を答えますか?
ほとんどの人が、マイルス・デイビスと答えるのではないでしょうか。
と言うより、ジャズと言えば?
と聞かれても多くの人が、そう答えるかもしれませんね。
ジャズの帝王とまで言われていますしね。
そのトランペットプレイヤーであり、ジャズの帝王と呼ばれるマイルスデイビスについてご紹介して行きます。
マイルスのおすすめトランペット演奏の名曲をご紹介
そっかマイルスデイビスの生誕日なのか。私は二十歳の頃に「死刑台のエレベーター」で初めて知りました。悲しげな音色に惹かれます✨ pic.twitter.com/IABj6vxE56
— @すぅさん (@ange33color) May 26, 2019
いろいろ名盤はありますが、Miles Davis – Round About Midnight (1957) Full Albumを、聴いたことがある人は、多いのではないでしょうか。
1940年代にセロニアス・モンクが書いた名曲です。
それをマイルス・クインテットが演奏した名演奏ですね。
Youtubeにあるので聴いてみましょう。
演奏者は、
マイルス・デイビス(tp)
ジョン・コルトレーン(ts)
レッド・ガーランド(p)
ポール・チェンバース(b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)
今となっては、凄すぎてありえないと思えるメンバーですね。
そして、アルバムには全部で6曲が入っています。
感じ方は人それぞれですが、このRound About Midnight は、異次元といっても良いくらいの世界観を感じます。
このおすすめするレコーディングは、有名なマラソン・レコーディングの1956年5月から10月の間の9月に録音されたものというのも有名ですね。
なんといってもマイルスのミュート!
音からするとハーマンミュートですね。
その音がなんとも言えない雰囲気を出しています。
そこに、ジョン・コルトレーンのサブトーンが Midnight を表現していますね。
だれが聴いても同じことを評論するほど明確な空間を表現していると思います。
次いでミュートでの高音域で緊張感というか怖さというかさらなる闇深さが加わります。
そしてガーランドのピアノが追従し、夜の深さを表現するような音で包み込む。
すばらしい芸術品としか言いようがありません。
一転して、ミュートを外し、オープンでの力強いアンサンブル!
闇夜のパーティーでも始まるのか?って感じ(笑)
そして、コルトレーンのテナーサックス・ソロがつづく。
そのパーティも終わってしまうのか、またミュートでのマイルスとコルトレーンのオブリガードが消えゆく夜に戻し、一夜の時間の流れを表現しているようです。
マイルスの名曲はジャズの歴史そのもの
何度も絶頂期があるマイルスのこれも絶頂期の傑作アルバム。彼自身の曲は無いのでマイルスデイビスというバンド名の作品と言えるのでは。抽象的ジャズの美しさ、かっこよさが際立ってる。それぞれのメンバーもそれぞれのソロ作品には無い緊迫感ある演奏をしているのはマイルスが発しているオーラの為か https://t.co/LpGcfv7Ly1
— 田島貴男 Original Love (@tajima_takao) March 30, 2019
聴いてみてどうでしたか?もう一度聴くとより理解できると思いますよ。
この曲のアレンジをしたのは、ギル・エバンス。
その後のマイルスとエバンスのコラボレーションへとつながったようです。
つまり、歴史的演奏の名曲と言えますね。
二人はジャズの歴史を作った人でもありますよね。
とにかく、マイルスと絡んだ演奏家は、みんな花開きますね。
というか、そういう才能のある人達だからマイルスと絡めたのかも・・・
ジャズトランぺットプレイヤーの帝王マイルスデイビスの変遷
何かハードな音が聴きたいと思っていたら、ホコニさんがツイートしていた、このアルバム、エレクトリックマイルス、何か邪悪で重く冷たいヘヴィジャズ!やっぱマイルスは凄いぜ😰
マイルスデイビスのダークメイガス pic.twitter.com/6ag8TOiPjG
— guru_banana (@guru_banana) January 2, 2020
とにかくその後も歴史を作ってきたマイルス!
1970年代には、エレクトリックなファンク系の音楽に^^;
そして、フュージョン系へと変遷していったが、晩年に、TVのインタビューで、ファンク系に変遷して行った理由を聞くと、
「その話はしないでくれ」
「後悔している」
と言っていたのを思い出します。
アーティストであるマイルスは多くの人に影響を与えた
今日深夜24:58~オー!!マイ神様!!
ジャズミュージシャン #菊地成孔 さん🎷が帝王 #マイルスデイビス 🎺を語るジャズSP🎶⭐️
それまでのジャズ界の伝統を破り #マイ神 が追い求めた究極の音色とは⁉️#爆笑問題#田中裕二 さん#メイプル超合金#カズレーザー さん#菊地亜美 さん pic.twitter.com/qYe7cHc0g0— オー!!マイ神様!! (@omk_tbs) January 22, 2018
エリクトリックマイルスと言われた頃は、アーティストとして絵画にもはまっていたようで、ジャケットもマイルスが描いたものが出ています。
なので、TVのインタビュー中もずっと絵を描いていました。
余談ですが、あのタモリさんがマイルスについて、昔言ってたことがあります。
「トラペットのプロを諦めさせてくれた人」
と。
凄すぎる、僕にはできないと。
また、マイルスの出す音には、ミストーンというものがないと。
本当はミストーンであっても、それが音楽としてまねのできない表現になっているんですね。
タモリさん、諦めて正解です(笑)
まとめ
========#NOW PLAYING
========#jazzytime & #jazzytimemusic#spotify #nowplaying #ナウプレイングhttps://t.co/HddkZOIWGQ#GiveItUp#マイルスデイビス pic.twitter.com/sFyqqqPNul— JAZZYTIMEMUSIC(公式) (@jazzytimemusic) January 6, 2020
今回は、誰もが一度は名前を聞いたことがあると思われるマイルスデイビスについて、名曲と共にすばらしさの一部を分かりやすくご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?
ジャズに興味のある人は当然のように知っているマイルスデイビスですが、トランぺットプレイヤーであり、ジャズの帝王と言われる所以なども少しだけご紹介しました。
名曲がいっぱいあるの中で、「Round About Midnight」を聴き、ジャズ界に絶大な影響を与えたことをお話しいたしました。
今現在も、多くのファンがマイルスが残した名演奏を好んで聴いていることが、やはりジャズの帝王に相応しいと言えます。
マイルスが後悔していると言った1970年代からのエレクトリックなファンク系の音楽も大人気ですよね^^
そして、これからもいろいろなジャズプレイヤーをご紹介していきたいと思います。
それでは、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。